禁断の告白投稿部屋 (スケバンに狙われた美少年 その2) |
- 日時: 2021/08/22 22:53
- 名前: まるた
- 「僕、歌苦手です…」
「大丈夫、大丈夫!」 「...。」 「そや、名前は?」 「植永遙貴です。」 「ハルキくん?カッコいい!名前までカッコイイやん!ハルキくんて、顔が日本人離れしてるね。」 「はぁ、お母さんがアメリカとフィリピンのハーフで…」 「えー!ハーフ?マジー!キャー、だから男前なんや〜!ほら、美希と言うててんなぁ?あの子、ハーフちゃう?って。で、どっから転校して来たん?」 「横浜です。」 「いや〜、そんな都会から〜(笑)でも分かる〜!横浜って感じ〜。」 「あ、はぁ…」 「彼女は?」 「い、居ないです。付き合った事も無いです。」 「うそ〜ん。アタシら、いつでもハルキ君の彼女になったるで〜。」 「(苦笑)」 「ちょー、夏実、はよカラオケ行こうや。」 「せや、行こう行こう!バイクの後ろ乗り。すぐそこやから。」
半ば無理矢理、近くのカラオケボックスに連れて来られた遙貴。
「いらっしゃいませ〜。って、いや、この前言うてた子ちゃうん?」 「せや、来てくれてんでー。めっちゃ可愛いねん。横浜から引っ越して来てんてー。しかもハーフやで!」 「マジー!?ハーフ?だからこんなカッコいいんやー!ごめんなぁ、こんなヤンキーねーちゃんに連れて来られたんやぁ。可哀想に…(笑)」
この店員の女性もスケバン達の仲間で、名前は理香。 夏実や美希と中学の時の同級生のヤンキー仲間。彼女達と同じ高校に進学したものの、たった1ヶ月で中退している。
「14番のお部屋にどうぞ〜。」
部屋に入ると、スケバン達はソファーに腰掛け、長いスカートを少し捲り足を組んでタバコに火をつける。 遙貴は彼女らの間に座らされる。
「なあなあ、ハルキ君、歌いーや。」 「僕、歌苦手ですって…」 「えー歌聴きたいなぁ…まあええわ。なんか飲み物頼みーや。奢ったんで。」
コーラをご馳走になり、スケバン達も上機嫌に2,3曲歌う。 と、ここまでは平和だったが…
ご機嫌のスケバン達は、チューハイやカクテルなどのお酒を飲み出す。
ほろ酔いのスケバン達は遙貴に距離を詰めて来る。
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