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禁断の告白投稿部屋 (スケバンに狙われた美少年 その9)

日時: 2021/09/05 02:26
名前: まるた

「あ〜、多分女子は三井理香が最凶やったんちゃう?」
「アレやろ、高校入ってすぐ、先生シバいて退学したんやろ?」
「マジキチやな。むっちゃ怖かったもんなぁ。男も普通にシバくんやろ。木刀持ってたりしてたもんなぁ。」
「今もレディースやってるんやろ?」
「でも学校辞めて大分、更生したらしいって聞いたで。ほら、あっこのカラオケ屋でバイトしてるやんか。」
「えっ、そうなん?」
「今は、見た目普通そうやったで。」

遙貴は理香がかなり有名なスケバンだったと初めて知った。
そんな理香と交際する事になったとはさすがに同級生たちには言わない方が良いと悟った。

時々、理香がバイトが休みの日とかにほんの軽いデートを重ねる遙貴。
本当にそんな凶暴なスケバンだったのだろうか? イマイチピンと来ないが、本人に聞くに聞けない。
遙貴と会う時の理香は優しくて良い匂いのするお姉さんでしかない。

また、最初こそ快感に導かれたものの、ここまで意外なまでに性的な関係もなく現状、プラトニックな関係でいる。
ただ、内心は早く理香と結ばれて童貞を喪失したい。出来れば理香からモーションを掛けて貰いたい。
内気な遙貴はそう願っていた。

そんなある日の事だった。
この日は日曜日。
遙貴は所用で遠くに出掛ける両親にお小遣いを貰い、自転車でコンビニに弁当を買いに行く。
コンビニで、遙貴の事をチラチラ見て来る如何にもガラの悪そうなヤンキーの女性が居た。
理香の所属するレディースメンバーの先輩の智美と敦子だった。
「アレ?あれさぁ、理香とか夏実のお気に入りの子ちゃうん?」
「そうやんなぁ。アタシも思っててん。あん時、暗かったからわかりにくかったけど、ちょっとカッコいいなぁ、あの子。」
「でも、ウブそう(笑)ちょー、声掛けよっか?」
「掛けよ、掛けよ。」
「なぁ、なぁ。」

ビクっとする遙貴。

「そんなびっくりしなや。」
「何ですか…?」
「理香とか夏実のお友達の子ちゃうん?」
「は、はい…」
「アタシら、レディースの…」
「あ、あぁ…」
「やっぱハーフやからカッコイイなあ。」
「ありがとうございます(汗)」
「最近、理香らとツルんでるん?」
「え?いや、ちょっと…」

さすがに付き合ってるとも言えず、返答に困る遙貴。

「ちょ、アタシらあっこのアパートがレディースの溜まり場やねんやぁ。ちょっとおいでーや。理香はバイトやろうけど、夏実とか美希やったら後で来るかも知れへんし。」
「は、はぁ。」

夏実や美希が来るならまあ良いかと付いていく遙貴。

溜まり場のアパートに入ると、気怠そうにジャージ姿に咥えタバコで足にペディキュアを塗っている総長の恵が居た。
メンテ

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